井上荒野さんの原作である「あちらの鬼」が2022年11月に映画公開されることに決定いたしました。
原作は作家・井上荒野さんです。
父である作家・井上光晴と母、父と瀬戸内寂聴をモデルに創作した「あちらにいる鬼」。井上荒野(あれの)さんはどんな人なのか?男なの?女なの?
読み方も「あれの」で本名なのか?色々と気になりますよね。
今回は井上荒野さんのご家族や経歴について調べてみました。複雑な人間関係の中でどのような人生を送ってこられたのかを調べてみました。
- 井上荒野さんのプロフィール
- 井上荒野さんの作品は?
- 井上荒野さんはご病気だったの?
- 井上荒野さんの家族は?
井上荒野(あれの)さん は本名なの? 経歴とプロフィール
- 井上荒野(いのうえ あれの)本名でした╰(*´︶`*)╯♡
- 女性
- 小説家
- 父は井上 光晴(瀬戸内寂聴さんと関係のあった男性)
- 東京都出身
- 生年月日:1961年2月4日
- 家族:夫
- 代表作:「潤一」「切羽へ」「その話は今日はやめておきましょう」
- デビュー作:「私のヌレエフ」
- 成蹊大学文学部卒業
- 「あちらにいる鬼」が2022年11月に映画化
- 実の父である井上光晴と瀬戸内寂聴と母との人生をモデルに描いた小説の映画化が注目
井上荒野さんの原作である「あちらにいる鬼」が2022年11月に映画公開されることに決定いたしました。
キャストは寺島しのぶ、
豊川悦司ダブル主演
共演に広末涼子
廣木隆一監督
荒井晴彦脚本
2022年11月に全国公開
作家・井上光晴と母、父と瀬戸内寂聴をモデルにして創作した「あちらにいる鬼」
実の父をめぐっての女性関係などを小さい頃から見てきたご本人が
「あちらにいる鬼」という作品に書き下ろされています。
瀬戸内寂聴さんは、映画化をとても楽しみにされていたというエピソードは有名ですね。
2021年の11月に99歳でお亡くなりになりました。瀬戸内寂聴さんご冥福をお祈りいたします。
井上荒野さんは長野県で田舎暮らし
現在は、コロナの影響もあるでしょうが、長野県の 八ヶ岳にお住まいです。
最初は別荘のつもりで買った長野県の八ヶ岳の住居。けれども現在は食べ物もおいしいし何といっても山や田園風景が素敵と言うことでこちらにお住まいのようです。
田舎暮らし、憧れますがなかなか実践されていて羨ましいです。
景色が良くて、食べ物が美味しいなんて最高でワクワクしますよね。
井上荒野さんは直木賞作家
井上荒野さんは直木賞作家でもあられます。
「切羽へ」で直木賞を2008年に受賞されています。
最近では、夫の静かな支えもあり、心穏やかに小説を描かれているそうです。
パートナーに依存しすぎずに、結婚を補償だと考えるとつまらなくなるなんて
言葉を発せられているので、この意味は深いですね。
井上荒野さんはご病気だったの?
36歳のとき、私はがんになった。父と同じS字結腸がんだった。
「ということは、私もやっぱりあと3年くらいで死んじゃいますか」
手術のあと、私は主治医に聞いた。
「それは神様にしか分からないよ」
というのが、主治医の答えだった。彼は母の知人でもあって、私たち家族にとっては親戚に近い間柄の人だったから、嘘をつくのは難しかったのだろうと思う。
とこのように、とても辛い時を過ごされた1年後の37歳の時に、今のご主人にあわれたそうです。
人生どこかに、運命的な出会いがあるものですね。今の作家としての人生を支えてくれるご主人に巡り会えたのですから。
井上荒野さんのご家族は?子供さんはいなくってとっても仲良し
ご家族は夫の須賀典夫さん(すが・ふみお)さん
須賀典夫さん(すが・ふみお)●『古群洞』店主。文芸書、詩歌句集、児童書などの古書をオンラインで販売するほか、古本市にも出店。http://kogundou.exblog.jp
お二人の馴れ初めがとっても面白くて奥様の井上荒野さんが夫の須賀さんの経営する古本屋さんにメールを送ったところ須賀さんは井上荒野さんて言う名前をご存知でしたのでもしかして井上さんのお嬢さんですかと問い合わせしたところからお付き合いが始まったそうです。運命的な出会い。
最初はお友達からそして一緒に暮らしているうちに今は結婚と言うことに至ったそうです。しかしお二人とも結婚と言う制度にあまり縛られることなく、お互いの 違いを尊重しながら暮らされているとっても仲良し夫婦。
出会いのエピソードから察するに、お父様の井上光晴さんが取りなしたご縁ということでも、おかしな不思議なご縁を感じます。また、お二人の結婚式にも、瀬戸内寂聴さんがスピーチされて、「女は幸せになると小説は書けないから」なんて、お祝いのエピソードも寂聴さんらしい。
実際、10年ほど小説は書かれなかったのですが、最近では、夫の静かな支えがある安心感からか徐々に作品を発表されています。
父の納骨も寂聴さんのアドバイスで
不思議なご縁と言うのはあちこちにあるもので、実は井上光晴さんのお骨は7年間もの間クローゼットの中にしまっわれていたそうです。それをちゃんとお墓に納骨しようと提案したのは瀬戸内寂聴さんなんです。
そのアドバイスに同意して井上の奥様も今ではそちらのほうのお墓に仲良くはいられているそうです。瀬戸内寂聴さんと井上光晴さんとのこの関係。
ほんとに映画が楽しみですよね。 寂聴さんは井上光晴さんとの関係を断ち切るために仏門にはいられた。この辺りの表現が映画でどのようになるのかも楽しみにしてます。
まとめ
- 井上荒野さんは本名であれのと読みます
- 井上荒野さんは直木賞作家
- 井上荒野さんは大腸癌でした
- 井上荒野さんの夫はもと古本屋さんで猫2匹との四人家族
とても複雑な家庭環境の中に育った井上ありの山ですが今は長野県でゆったりとお過ごしのようです瀬戸内寂聴さんとのこの不思議な関係もまたhey映画でどのように表現されているのか楽しみですね映画公開を心待ちにしています。
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