2022年夏の甲子園で仙台育英が見事に優勝旗を東北に持ち帰った。東北勢が初めて優勝したことで、頻繁に聞く白河越えの意味とは?
また、白河神社の場所とその由来と仙台育英との関係も調査した。
この記事でわかること
- 白河越えの意味
- 白河神社の場所や由来
- 白河神社と仙台育英の関係は?
白河の関越えの意味は?
白河の関越えとは
白河の関(しらかわのせき)は、古代の日本における関所の1つ。 都から陸奥国に通じる東山道の要衝に設けられた関門として歴史上名高く、奥州(現代の東北地方)の玄関口とされてきた。
福島県白河市。
東北地方の玄関口として、奈良時代、平安時代にあった関所の一つ。
関所の役目を終えてからは、歌人たちの憧れの場所となる。
現在でも関東地方と東北地方との境界になっている。
これで、白河越えの意味がわかりましたね。
白河の関を越えて優勝旗を持ち帰るという意味ですね。
奈良時代に建てられた関跡。多くの歌人、俳人を魅了したウツギの花と樹齢 800 年の杉の木がある。
近くには森林公園もあり、散策も可能。
国の指定史跡です。
白河神社の場所や由来は?
特別に「祝・仙台育英」と書かれた御朱印を用意
白河の関に近くの白河神社。
ふだん用意してない特別な御朱印を急遽ご用意されたようです。
ご近所の方は、ぜひ、行ってみてください。
第104回全国高校野球選手権大会で仙台育英が東北初の優勝を飾って一夜明けた8月23日、福島県白河市の白河神社には深紅の大優勝旗の「白河の関」越えを祝福する多くの人が訪れ、記念の御朱印やお守りなどを買い求めたそうです。
縁起がいいので、東北に方達、念願の優勝なので大勢の方が訪れたんでしょう。
今回の決勝は、岩崎くんの病気と戦った末の満塁ホームランありととてもドラマチックな決勝戦でした。
白河神社と仙台育英との関係は?
仙台育英と白河神社が特別な関係があるわけではないです。
実は住職が通行手形を送ってたのです。
白河の関跡は福島県と栃木県の境にある。境内に関跡がある白河神社(同市)は、春夏の甲子園に出場する東北勢の代表校に、「通行手形」と校名が書かれた20センチほどの木札を贈り続けてきた。
東北勢が、優勝するようにと、25年前から白河神社の通行手形を毎年東北の代表校に送り続けたのが始まり。
やっと念願かなって、今年初の白河越えを果たしたということです。
東北に、深紅の大優勝旗をもたらしたことは、本当に、東北の方々にとっては心から嬉しいことです。
念願かなって、ほんとによかった。人との繋がり、これも大切なことですね。
白河の関越えの意味は?神社の場所や由来や仙台育英との関係は?のまとめ
- 白河越えの意味は、関東と東北の境界を越えるという意味
- 白河の関と白河神社は近くで国の指定史跡となっている
- 白河神社は東北の甲子園出場校に25年間、通行手形を送り続け念願かなって2022年優勝
今年は『青春が密』や『白河越え』が流行語大賞になるかもしれないですね。
仙台育英が、初めて東北にもたらした深紅の優勝旗は明るい話題として、とても清々しいことです。
選手の努力はもちろん、応援してくださる方あっての優勝。
人は一人では生きていけない、人の繋がりは大切にしたいですね。
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